ナポリピッツァ食人協会 青年部長

全国ピッツェリア訪問340店舗以上。ナポリピッツァやイタリア料理をはじめ、たまには違うジャンルの食べ歩きをメモ書き程度に綴ります。

ナポリピッツァと南イタリア料理「L'OASI ロアジ」

静岡県駿東郡清水町、静岡県の東部に位置し沼津駅と三島駅のどちらからも車で15分と交通の便もいい町です。町の中心を柿田川が流れ、東洋一の湧水とも言われ「日本の名水百選」にも選ばれています。

f:id:minezaki:20170628180748j:plain

また近くには沼津港と中心とした漁業の盛んな港も多く、相模湾の豊かな海の幸にあふれる場所でもあります。

今回伺ったピッツェリア エ トラットリア ロアジさんは、清水町の中でも色々な業種が集まる流通の拠点「沼津卸団地」の中にあります。

Pizzeria e Trattoria L'OASI

f:id:minezaki:20170625181735j:plain

ナポリピッツァ専門の食べ歩きを始めてまもなく5年ですが、恥ずかしながらつい最近までこちらのお店を存じ上げませんでした。

先日、奈良県香芝市にあるイタリア料理とナポリピッツァのお店「マガジーノ」の野田店長が訪問されているのを知り、こちらのお店を始めて知りました。

ロアジさんは、ナポリピッツァと南イタリア料理を中心に提供されています。

オーナーシェフ兼ピッツァイオーロは、畑田健次さん

f:id:minezaki:20170625200425j:plain

お店のホームページに記載してあるプロフィールによると

ピッツァ職人を志し日高良実率いるアクアパッツァグループ『ピッツァ チャオチャオ』に入社。その後、日本におけるナポリピッツァの老舗『さくらぐみ』、本場ナポリのピッツエリア・ミシュラン一つ星『La Notizia』、シチリア モディカ『Il Girasole』などで修業。
『箱根芦ノ湖テラス』のシェフを経て現在に至る。

2013年11月 当地にてロアジをオープン。

経歴から推測しても、日本におけるイタリア料理、ナポリピッツァの一流店で腕を磨き、ナポリではミシュランの星を取ったピッツェリアで修行され、シチリアでの経験もある。

食べ歩きの歴史の中で多くのピッツァ職人さんをみてきましたが、その中でも目を引く経歴でかなり興味をそそられ、ワクワクしてお店に伺いました。

こちらのお店はランチ営業もされていますが、折角なのでディナータイムでの訪問。決まったメニューもありますが、目を引くのは旬の食材を使ったおすすめメニュー。畑田シェフに伺ったところ、相模湾の魚介類を使った料理が特におすすめだそうです。また、畑田農園で育てた野菜も同時に提供されているそうです。

f:id:minezaki:20170625192653j:plain

ロアジのディナー

シチリアで修行された影響か、前菜を一品ずつ小皿で出すのが好きだと言う畑田シェフ。前菜はお任せ6皿をお願いしました。

f:id:minezaki:20170628192748j:plain

この中で一番驚いたのが一皿目の地真蛸のマリネにあった自家製ドライトマト

f:id:minezaki:20170625183137j:plain

旨味と甘みのバランスが素晴らしく、使ったトマトが桃太郎と聞き更に驚きが増しました。
このドライトマトは、多くの方にも是非食べてもらいたいと思うほど美味かったです。

続いて出てきたのは、包み焼きのピッツァ「シカローラ」です。

f:id:minezaki:20170625190922j:plain

中には、エンダイブ(チコリ・キク科の野菜)、モッツァレラチーズ、アンチョビ、オリーブが入っています。

f:id:minezaki:20170625191001j:plain

包み焼きのピッツァなので、中は蒸された状態になり、食べた感想は温かいサラダです。アンチョビの塩気とうま味が全体に行きわたっていて、白ワインにとても合う一品です。

パスタは、麦イカのイカスミパスタ。

f:id:minezaki:20170625192646j:plain

新鮮なイカなので、身とイカスミに加えて、ワタも丸ごと使ってありました。

また、パスタは乾麺の中でも一番好きなグラニャーノの物を使われて、少し固めの茹で加減で非常に私好みです。

パスタの後にピッツァを2種類。少し小さいサイズで作ってもらいましたが、2枚とも中までよく焼けていて美味い。

f:id:minezaki:20170625193751j:plain

f:id:minezaki:20170625200508j:plain

f:id:minezaki:20170625200636j:plain

セコンドも最初は考えていましたが、かなりおなか一杯になったのでセコンドはあきらめましたが、ドルチェはしっかりいただきました(笑)

f:id:minezaki:20170625210510j:plain

ちなみにワインも豊富に揃えていらっしゃり、他のお店にはない形でのワインリストを準備されています。

そのワインリストがこちら!

f:id:minezaki:20170625205334j:plain

なんと本物の金庫なんです。ロアジの前の店舗はなんでも銀行だったとか。その時の金庫をそのまま使ってワインを展示していらっしゃいました。

f:id:minezaki:20170625205344j:plain

ロアジの感想

日本でピッツェリアと言うと、ほとんどのお店が一枚のピッツァで勝負しているのが一般的です(当たり前か)。

ですが、ロアジさんでは一枚のピッツァはもちろんですが、料理の中の一品と言う提供の仕方もされているのが独特だと思いました。

また、相模湾の海の幸に特化した海鮮南イタリア料理を存分に楽しめるというところも大変気に入りました。

静岡県ではありますが、東京からも電車で行きやすいので、熱海・小田原・湯河原・真鶴と言ったポイントや、伊豆半島をからめて今後定期訪問したいお店となりました。

お店のご案内

ナポリピッツァと南イタリア料理
Pizzeria e Trattoria L`OASI(ロアジ)
静岡県駿東郡清水町卸団地207
TEL:055-955-7401
定休日:火曜と月曜のディナー

https://www.facebook.com/loasipizzeria

www.loasi.jp

f:id:minezaki:20170625181742j:plain

牧場で昼食を Lunch on Ranch(北海道亀田郡七飯町)

北海道亀田郡七飯町、大沼の東側にある大沼流山牧場 Paard Musée

馬との暮らしを体験できる自然豊かな牧場で、森の暮らし、農園の暮らし、牧場の暮らしを体験できるそうです。

f:id:minezaki:20170330114128j:plain

今回は、大沼流山牧場の中にあるレストラン施設「Lunch on Ranch」へ行ってきました。

続きを読む

バスク料理の名店レストランバスク(北海道函館市)

函館に来たのは去年に続き2度目。
前回の函館訪問時は、お店の臨時店休日にあたり2号店のラ・コンチャに伺いました。

そして、念願のレストランバスクで深谷シェフの料理を食べる事ができる日がやってきました!

f:id:minezaki:20170331123521j:plain

料理紹介の前に、深谷シェフの経歴をレストランバスクのホームページを参考にして書き出してみました。

レストランバスク オーナーシェフ 深谷宏治
日本におけるスペイン料理の先駆者。
1947年函館市生まれ。1975年に渡欧して、スペインの美食の街サンセバスチャンでルイス・イリサールからスペイン料理を教わったそうです。1981年プティレストランバスクをオープン。1985年レストランバスクをオープン。2004年に日本スペイン料理フォーラムを開催。全国で行われる「バル街」の先駆者。また、2009年から始まった『世界料理学会 in HAKODATE 』の発起人。日本初の本格的なスペイン料理専門書「スペイン料理[料理料理場 料理人]」(柴田書店)を発刊。

RESTAURANTE VASCU - レストラン バスクより抜粋

故郷函館にお店をオープンした深谷シェフですが、時はまだ1980年代。
本来であれば修業をされたバスク料理のお店を名乗りたかったそうですが、オープンしてからしばらくスペイン料理のお店と名乗っていたそうです。
深谷シェフのような先人達が苦労をされて認知度を高めたおかげで、日本でもスペイン料理バスク料理、そしてバル街と言う言葉が一般的になった事は偉大な功績だと思います。

そんな偉大な料理人がじかに作る料理を食べられる事は大変幸せだと思いました。

レストラン バスク、今回のメニュー

レストランバスクは基本的にコース料理での提供となっています。

ランチは、リーズナブルなセットの他に深谷シェフが提唱する渡島半島の料理と言うものがあり、折角なので渡島半島の料理をいただきました。

深谷シェフが提唱する渡島半島の料理

ピンチョス6品

バスク料理のピンチョスとは簡単に言うと前菜的な位置づけで、一口で食べることができる料理(たぶんもっと深い意味があるかも)。

写真の左上段から、知内一番にらと道南産豚のトルテリア、噴火湾産甘エビのクリームコロッケ、上磯産ホッキ貝のサルピコン。
左下段は、木村牧場はこだて男爵黒豚のリセット、自家製スペインソーセージ(道南産豚肉100% 塩パプリカのみ)、自家製生ハムと近海わかめの煮物

f:id:minezaki:20170331114707j:plain

スペインソーセージは、荒目に引いたお肉に塩気が強めのパンチのありました。
自家製生ハムと近海わかめの煮物は、生ハムを出汁に使ってわかめを煮た料理で、見た目の華やかさはありませんがかなり贅沢な料理です。

自家製生ハム

深谷シェフと言えば、自家製生ハム。
今は輸入され簡単に手に入る生ハムですが、オープンはまだ日本に入ってきていなかったそうです。
そこで自分で生ハムを作り始め、現在もお店で提供されています。

ここレストランバスクでは自家製生ハムの提供は深谷シェフ自らされ、このタイミングでシェフと直接お話しをさせていただきました。

f:id:minezaki:20170331115036j:plain

一枚ずつカットした生ハムを焼いた自家製パンの上にのせていただきました。

f:id:minezaki:20170331113502j:plain

ちなみに自家製生ハムは、ホールの梁につるされて熟成をかけています。この光景がみられるのもレストランバスクの醍醐味。これは2号店でも同じでした。

f:id:minezaki:20170331115357j:plain

厚沢部 木村農園 メイクイーンのクリームスープ

f:id:minezaki:20170331115724j:plain

食材がメイクイーンと言う事もあるでしょうが、澄んだ味わいのあるスープで大変おいしいでした。

野菜料理 越冬キャベツの肉づめトマト煮

f:id:minezaki:20170331120256j:plain

もうすぐシーズンが終わる越冬キャベツを肉と一緒にトマトで煮た料理。肉のインパクトをガツンと感じましたが、この前にクリームスープがあったからなか?
緩急のつけ方が非常に上手い料理構成だなと感激しました。

津軽海峡産 あんこうのグリエ

f:id:minezaki:20170331121215j:plain

噛むと弾力のあるあんこうの身、このあんこうは本当に絶品でした。
下にはリゾットが引いてあり魚のメイン料理としてはかなり力強い印象でした。

お米のデザートとムース、春一番ふきのとうのジェラート

f:id:minezaki:20170331122144j:plain

デザートはスペイン伝統のお米のデザート。米をミルクに煮たお粥みたいなものです。
小さい頃に祖父が搾乳したミルクを温めご飯にかけて食べていたのと同じか?
そう言えば祖父はヨーロッパにも酪農の勉強に行っていたのでそこからかなと思いました。

今回初めて食べた深谷シェフのバスク料理。
地産地消の料理構成で、旬な物を最高の調理法でいただくことができ、メニュー構成も素晴らしいと思います。

東京に住んでいるので、遠方のお店でまた行ってみようと思うところは数えるほどしかないですが、レストランバスクは何度でも伺ってみたいお店の一つとなりました。

お店のご案内

Restaurante Vascu レストラン バスク
北海道函館市松陰町1番4号
TEL:0138-56-1570  毎週水曜日
11:30~14:30(14:00LO)
17:00~21:30(21:00LO)

2号店ラ・コンチャの訪問記事はこちら

pizza.hatenadiary.jp

レストラン・バスクスペイン料理 / 杉並町駅中央病院前駅柏木町駅

昼総合点★★★★★ 5.0

とうふ屋うかい大和田店

とうふ屋うかい(東京都八王子市)
門をくぐると小京都。
うかいグループの中でも豆腐料理に特化した懐石料理のお店です。
最初に出てきた胡麻豆腐の揚げ豆腐から絶品のオンパレード。出汁と豆乳をバランスよく組み合わせた湯豆腐、油揚げを炭火で炙ったものなど、手を加えた料理が多く見られました。
郊外型のお店としては、うかいらしく上級の雰囲気作りに徹底していますが、サービスの部分では人によってばらつきがあり、軽い感じの接客も見受けられました。

 

f:id:minezaki:20170319015919j:image

 

f:id:minezaki:20170319015953j:image

 

f:id:minezaki:20170319020015j:image

 

f:id:minezaki:20170319020036j:image

 

f:id:minezaki:20170319020055j:image

 

f:id:minezaki:20170319020116j:image

 

f:id:minezaki:20170319020134j:image

 

f:id:minezaki:20170319020150j:image

 

f:id:minezaki:20170319020212j:image

 

f:id:minezaki:20170319020227j:image

歴史ある神戸の洋食を味わいたくて

大正12年創業 神戸元町 伊藤グリル
神戸旅行行くのに友達の皆様に助言いただき、お薦めいただきました。神戸南京町広場の隣の2階に店舗があり、4代続く洋食屋さんとして風格を感じる店構えです。

 

f:id:minezaki:20170319012656j:image


せっかく神戸へ来たので、ここは大奮発して神戸牛ステーキ200gをオーダー。上品な脂に細かな繊維質のお肉をグリルし、伊藤グリル秘伝のソースでいただき大変美味しゅうございました。ステーキはやはりでかいに限る(笑)

 

f:id:minezaki:20170319012739j:image

 

f:id:minezaki:20170319012755j:image


他にもビーシチューやビーフカツレツなども人気のようで、次回はそちらもいただきたいと思います。
夜はカウンター席の目の前にある焼き場で焼いていただけるそうなので、ランチとは違ったワンランク上の雰囲気も味わえるそうです。

 

f:id:minezaki:20170319012809j:image

 

f:id:minezaki:20170319012826j:image

 

伊藤グリル
078-331-2818
兵庫県神戸市中央区元町通1-6-6 イクシマビル 2F