ナポリピッツァ食人協会 青年部長

全国ピッツェリア訪問340店舗以上。ナポリピッツァやイタリア料理をはじめ、たまには違うジャンルの食べ歩きをメモ書き程度に綴ります。

大阪中ノ島 リストランテ クイントカント(サローネグループ)

東京・横浜で個性豊かでクオリティの高いイタリア料理を提供してくれる「サローネグループ」の関西基幹店

平成25年7月の大阪中ノ島ダイビル本館グランドオープンに伴い、全国に無数あるイタリア料理店の中から選ばれ未開の地「大阪」に進出した「クイントカント」

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関東の4店舗、イル テアトリーノ ダ サローネ(南青山)、SALONE 2007(横浜)、バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ(渋谷)、ビオディナミコはそれぞれ伺わせていただきました。

日本のイタリア料理界に今のイタリア本土の新しい風を吹き込みながら、独特のワイン構成で訪れる訪問客を楽しませてくれる高いクオリティを持ったサローネグループの関西1号店。

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関東既存の各店舗では、シチリアやエミリア=ロマーニャを始めとした、イタリア郷土料理を再構築した素晴らしい料理を幸運にも体験済みです。その体験を踏まえ訪問させて頂きました。

クイントカント・ランチメニューより

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フォアグラのウェハース  ビーツとキジのカルド

ビーツを使ったお料理は以前フレンチで味わった事があり色鮮やかな紅を想像しておりましたが、こちらの「ビーツのカルド」は優しい発色でした。
ウェハースのサクサクの食感が楽しくいただけました。

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アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)

前菜の構成をみて真っ先にシチリア料理が頭に思い浮かびました。
イタリア料理における前菜は、人の家に例えると「花壇」のような物。これから続く主菜を期待させてくれる組み合わせになっていました。

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本日のパスタ1

ロートロ リピエーノ。
えびとレンズ豆のラグー、ベシャメル、ポロネギ、アーモンドスライス、マンゴーソース、エビの濃厚なソースです。

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クッキアイオ(ワンスプーンのお料理)

ワンスプーンのお料理は、横浜「サローネ2007」でお目にかかった事があります。
ワインで酔った勢いで内容すっかり失念ですが、美味しかった!

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本日のパスタ2

マッケローニ 猪のラグー ディル、クルミ、アクセントとしてカシスのジャム、ピンクペッパーが添えてありました。
猪ラグーの力強さとディルの爽やかな風味がとても新鮮で美味しいパスタでした。

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ズッパ ディ ペッシェ

大阪近郊で取れたスズキ、ムール貝、ビーツの葉、ケッパー、イタリアンパセリ、オレンジのオリーブオイルを使ったスープでした。
ふっくらと熱の入ったスズキが絶品。

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仔羊のストゥファート

イタリア料理で仔羊の料理は良く見かけます。あるイタリア料理研究家のお話ですと、イタリア郷土料理に使われる仔羊は雄だと伺った事があります。なぜなら牝の羊は生育して乳を出しそこからチーズを作るから。

前置きはさておいて、羊のゼラチン質の食感を残しつつ煮込み加減が絶妙の素晴らしいお料理でした。

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サローネ伝統のスパゲッティ サルサポモドーロ

サローネG(テアトリーノを除く)3店舗のメニューには必ずサルサポモドーロがあります。各店舗事にそれぞれ特色があり、サローネ2007はトマトの風味と酸味を生かしたシンプルなトマトソース、バカリはガーリックを効かせた少し大人のトマトソース、ビオディナミコはチーズの風味をプラスしたトマトソース。
クイントカントはどちらかと言うとサローネ2007よりの、洗練されたポモソーロソースでした。

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ホワイトチョコのムース。

イチジクのマルメラータ、トルタ ディ フェコラ、タイム、ラズベリーブリゼだったような気がします。

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アーリア ディ ノッチョーラ

直訳すると「ヘーゼルナッツの空気」だそうです。マシュマロの様なふわっとした食感で、エスプレッソに浸していただきました。

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エスプレッソ(ドッピオ)

食後はやっぱりエスプレッソですね。クレマもしっかりしていてツボはさすがにしっかりおさえられております。

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クイントカント料理長 弓削啓太シェフ

クイントカントの料理長「弓削啓太シェフ」。
テアトリーノでセコンドシェフとして初めてお会いしましたが、若干27歳で料理長に抜擢された逸材です。東京グランメゾン「シェ・イノ」、フランス「ギイ・サヴォワ」で修行され、シェ・イノでは当初パティシエとして腕を磨かれて来られたとの事で、今回ご提供頂いたお料理の盛りつけの色彩感覚には納得が行きました!!

率直な感想ですが、既に好評価を得ている関東の既存4店舗の料理の良いところを弓削シェフの若く豊かな感性で旨く取りまとめたと感じました。

関東のお店はどこも超人気店で予約が取りにくく伺う事自体が至難の技なのですが、その素晴らしいお料理の数々を集約して味わえる素晴らしいお店です。

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個性豊かなワインの数々

お料理に合わせて、グラスでいただきました。私はワインについては全くの素人なのですが、こちらで出されるワインは個性が素晴らしい。特に今回お出し頂いた島之内フジマル醸造所「サンセミヨン」の風味には驚きを覚えました。

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クイントカントまとめ

ストレスを感じず自然なタイミングで出される磨き抜かれたお料理の数々、一杯毎に驚きを感じる宝石の様なワイン。

今回ランチにも関わらず1万円超しておりますが、半分以上は料理1品1品に合わせてお出し頂いたワインの金額です。

ただし、クイントカントでは支払った金額以上の心地よいサーヴィスと空間で食事をする事ができます。
料理やワインなどの形ある物だけでなく、サーヴィスにもそれ相応の対価を支払って当然と言うのが私の考えなので金額に依存は全くありません。

日常とは違う至福の時間を楽しめるリストランテとして私の中の「とっておき」です。

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Ristorante QUINTOCANTO(リストランテ クイントカント)
ジャンル: イタリアン、パスタ
最寄り駅: 渡辺橋駅から221m
TEL: 06-6479-1811
住所: 大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館 1F
営業時間: 12:00~13:00 L.O
18:00~20:00 L.O (23:00 CLOSE) ランチ営業
定休日: 日曜日、第1・3月曜日


Ristorante QUINTOCANTO

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